院長 日詰 正樹(HIZUME MASAKI)

 

 ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。2024年4月、院長に就任いたしました、日詰正樹と申します。私は、まず大学病院や救急総合病院で脳卒中や神経炎症性疾患等の急性期医療や臨床研究を10数年、次にリハビリ病院で脳卒中や頭部外傷後の回復期リハビリや社会復帰支援、神経難病のリハビリや臨床研究を10年行い、その間、プリオン病の基礎研究やもの忘れ外来、認知症初期集中支援チームでの認知症医療を続け、その後は訪問診療での神経難病生活期支援を行ってまいりました。今後は、これまでに得た急性期医療から生活期医療までの幅広い診療経験や基礎実験から臨床研究までの知見を総動員し、地域医療に貢献してまいりたいと存じます。
 わが国では2025年、団塊世代の全員が後期高齢者(75歳以上)となります。2040年には、団塊ジュニア世代が高齢者(65歳以上)となり、高齢者は全人口の約35%を占めるようになります。このような超高齢化社会のなかで、脳卒中や認知症などによる要介護者は増加の一途をたどり、また加齢とともに発症してくるパーキンソン病等の神経難病の患者様も増えてまいります。
 大村病院は、診療体制を一新し、3人の神経内科専門医を主体とした病院に生まれ変わります。神経難病や高齢の患者様に対する地域包括ケア病棟や療養病棟でのリハビリテーションやレスパイト入院、訪問診療に重点を置き、これからの地域医療・介護・福祉に貢献してまいります。


     

【資格・学会】

医学博士
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
日本神経学会 神経内科専門医・指導医
日本認知症学会 専門医・指導医
日本認知症予防学会 専門医
認知症サポート医
日本生活期リハビリテーション医学会 代議員
日本リハビリテーション医学会
日本高次脳機能学会
日本脳卒中学会
日本再生医療学会
日本パーキンソン病・運動障害疾患学会
日本在宅医療連合学会
難病指定医
身体障害者福祉法第15条指定医
義肢装具等適合判定医
がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
臨床研修指導医
ボトックス ® 施注医師、ゼオマイン ® 施注医師
髄腔内バクロフェン投与(ITB)療法講習会受講修了
日本医師会 認定産業医
介護支援専門員

【略歴】

1994年 福島県立医科大学 入学
1998年 国立アイスランド大学 臨床研修留学
2000年 福島県立医科大学 卒業
    東京医科歯科大学 研修医
2001年 横須賀共済病院 研修医
2002年 東京医科歯科大学 神経内科医員
2003年 災害医療センター 神経内科医員
2005年 都立墨東病院 リハビリテーション科医員
    東京医科歯科大学大学院 入学
2006年 東北大学大学院 国内留学
2009年 東京医科歯科大学大学院 修了(医学博士)
    関東中央病院 神経内科医長
2010年 横浜市立みなと赤十字病院 脳神経内科医長
2013年 埼玉県総合リハビリテーションセンター 診療部長
2023年 コーラルクリニック 訪問診療医
2024年 大村病院 院長就任